前記事の続報です。

企画が通りました

前回選考漏れしたネームを、レビューを参考にあれこれと改善を重ねて別の企画に応募しました。

審査員が同じメンバーなので、前回からの改善点を特に評価してもらえたようです。初回は絶対的なクオリティよりも期待値で選考が通るケースも多いと聞きます。私もおそらくその部類なんだろうと思います。

もうひとつ、読み切りは一時期通りにくい時期があったようです。というのも、読み切りを詰め込んだ季刊の漫画雑誌が各社軒並み休刊してしまったからです。人気連載がほとんどを占める本誌の、わずかな読み切り掲載枠の競争率はおそらくとんでもない倍率だったろうと思います。
最近になって各社が電子雑誌を発行するようになってから、以前のように読み切り枠が増えた模様。出版社としても読み切りで新人を育てたいという思惑がありますから、今はその過渡期で可能性を秘めた新人の読み切りデビューが相次いでいます。あまりに多いので、私の作品もその中で埋もれてしまうのではと危惧しています。そうならないように頑張ります!

おさえるべき事務的な確認事項

掲載が決まったらはりきって作画作業にまい進したいところですが、将来的なトラブル回避のために必要項目は確認すべきなので、リストアップしてみました。

①原稿関係

◆提出原稿の仕様(データの場合、解像度やサイズ、フォーマット等)
◆原稿締め切り
◆経過確認の要不要(仕上げのクオリティ確認等)

②お金関係

◆原稿料(税抜価格)
◆源泉徴収税は税別価格にかかるのか、税込価格にかかるのか
◆振込手数料はどちらが負担するのか
◆決済時期

③掲載誌関係

◆デジタル配信期間(電子雑誌なので)
◆著作権や出版権のこと
◆配信期間終了後の扱い
◆配信中の宣伝内容(事前確認の有無、掲載内容の露出の度合いや別途制作の可否、ノベルティとの抱き合わせ、キャンペーンの可否など)

読み切りの雑誌掲載であれば出版契約は必要ないと考えていたのですが、単話売りでの印税収入もある場合は必要になってきます。電子雑誌の過渡期なので、このあたりは今後も変遷がありそうです。随時出版社に確認を取りながら、トラブルにならないような取引をせねばなりません。

とりあえず上記の諸々を確認したり、原稿を進めたりしてます。
売れるともわからない読み切り一作にこんなに手間をかけるのは割に合わない気もしますが(作家側も出版社側も)、初回できちんとした例を作ってしまえば今後は同じ作業なので、気を抜かずに確認したいと思います。

Share